8月1日(木)に「令和6年度帰国外国籍児童生徒等関係者会議」をオンライン開催しました。福島県内の市町村教育委員会、小中学校の先生方、外国の子ども支援サポーターなど55名が参加しました。
第一部では福島県教育庁義務教育課から、県内の帰国外国籍児童生徒の状況について報告がありました。第二部は外国人生徒等の高校入試をテーマに、県高校教育課より県立高校の入試について、県内の私立高校2校より外国人生徒の受け入れと支援について発表をしていただきました。第三部では、郡山市で活動しているこおりやま日本語教室より活動紹介があり、母国で中学を卒業してから来日する若者の支援や外国人生徒等特別枠選抜対策など、地域日本語教室の取り組みについてお話をしていただきました。
参加者からは、「行政、高校、地域日本語教室のそれぞれの視点からの取り組みが聞けてとても参考になった」「外国語を母語とする生徒の高校入試の現状や入学後の様子についてはよく知らなかったので参考になった」といった感想がよせられました。
行政、学校、支援者それぞれの立場の方々が、とても熱心に外国ルーツの子どもの支援について考えていることを改めて感じました。各機関が連携し良い支援ができるよう、今後もこのような場を増やしていきたいと思います。

※この事業は赤い羽根共同募金「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」を受けています。