福島県在住の外国出身の方に聞く「外国人の目を通して見た福島!」
の第5回。
今回インタビューに答えてくれたのはSamantha Ruby Burnett(サマンサ ルビー バーネット)さん。
サマンサさんは福島をどのように感じたりしているのかいろいろと聞いていきましょう!
Let’s start! ( ..)φメモメモ
まずは本題に入る前に「サマンサさんはどんな方?」と気になる方のためにプロフィールについてお聞きしました!
【出身国はどこですか?】
オーストラリアのウロンゴンという市です。シドニーから南に1時間半のところにあり人口は福島市と同じくらいです。住宅地が多いです。大きい大学もあります。
【お仕事は何をしていますか?】
福島市役所で国際交流員をしています。翻訳・通訳・英語講座などをしています。
【英語講座ではどのような事を教えてるのですか?】
英語講座は毎月2種類実施しています。1つは簡単な英語を勉強する講座で、旅行や会話で使える文法や単語を紹介しています。もう1つは英語でフリートークをする講座で、ALTの先生たちと一緒にトークをリードしています。
【趣味を教えてください。】
ゲームをしたり、アニメを見たりしています。あと、旅行に行くことも好きです。
【ゲームはどのようなジャンルをやってますか?】
オンラインゲームをやっています。リーグオブレジェンドというオンラインゲームが好きでプレイしています。
【どのようなアニメが好きですか?】
少年アニメを良く見ています。コードギアスというアニメが一番好きです!
【日本に来てどのようなところに旅行に行きましたか?】
最近は京都に行きました。富士山に行ったり、東京ゲームショーにも行きました。今度、札幌雪まつりに行くのですごく楽しみしています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
自己紹介ありがとうございます。
それではここからが本題!
サマンサさんから見た福島について聞いていきましょう!
【日本に来たきっかけを教えてください】
私は生まれてから21歳になるまでオーストラリアで生活していました。大学生の時に東京の大学に留学するはずだったのですが、コロナウイルスの影響で日本に来ることが出来なくなりました。その時に関西の大学でオンラインで勉強していました。
オーストラリアの大学を卒業してからの事を悩んでいたのですが、日本に留学が出来なかったこともあり、日本で仕事が出来るCIR(国際交流員)に応募しました。
【福島に来ることになったきっかけは?】
CIR(国際交流員)として採用が決まり、福島で働くことになりました。
福島についてあまり知らなかったのですが、都市部(東京・仙台)への交通アクセスも良く、人込みもない所が気にいっています。今では配属が福島になって良かったと感じているので、またCIR(国際交流員)の仕事をするときには福島を選びます!!!
【福島に住んでみて良かった事はなんですか?】
福島市の人たちが優しいところです。オーストラリアから日本に引っ越して住むということは始めは不安が多くストレスになっていました。実際は皆さんが優しくしてくれるので安心して生活ができています。
他には、都市部に近いのに自然が多い所がお気に入りです!オーストラリアは雪がほとんど降らないので、最近は雪が降っている山の景色が綺麗でよく見ています。
【福島に住んでみて不便と感じる事はなんですか?】
公共交通機関が不便だと感じます。バスや電車が少ないので、車がないと行けるところが限られると思います。
あとは方言が難しいです。日本語を10年間勉強していますが、話をしていても聞いたことが無い言葉が多く、まだ分からない言葉がたくさんあると実感します。どのような事を言っているのかしっかり理解したいのでもっと日本語を勉強したいです!
【福島に実際に住んでみて住む前とイメージは変わりましたか?】
海外では福島は「東日本大震災での原発事故」だけが知られています。私もそれ以外は知らなかったので福島に行くと決まった時は不安でした。
福島に来ることになり福島の事をたくさん調べました。その中で実は福島の食べ物は海外より安全だという情報を知ることができました。
これは福島に来る機会がなければ知ることがなかったと思います。
福島という場所が安全ということを知る機会が出来て感謝しています。
福島の人たちがあの震災から立ち直ったのは本当にすごいと思います。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
サマンサさん、インタビューにお答えいただきありがとうございました。
終始こちらの質問に落ち着いて丁寧に答えてくれたサマンサさん。
趣味で気が合うところがあったので、機会があればもっとお話したいな~と思いました!
皆さんも機会があれば是非いろいろとお話してみてはいかがでしょうか!?
それではまた次回をお楽しみに!