8月3日(水)、県内で外国人児童生徒の支援に関わる学校関係者や国際交流協会、日本語支援者などの関係者27名が出席し、2022年度帰国外国籍児童生徒等関係者会議を開催しました。

 第一部では福島県教育委員会より「福島県の帰国外国籍児童生徒等の状況について」の報告がありました。第二部では、外国にルーツのある高校生に体験談を話していだたきました。第三部ではグループに分かれて意見交換をし、高校生の話を聞いた感想や今抱えている課題についてなど、活発な意見が交わされました。

 高校生の体験談では、言葉や文化の違いで苦労したことや自分を支えてくれた人や支援についてなど、当事者の話を聞くことができました。出席者からは、「母語で受けられるカウンセリングがあればよかった、という話を聞いてそのような環境が必要だと思った」「先生や日本語支援者への感謝の言葉を聞いて、出会いと熱意の大切さを改めて痛感した」など多くの感想が寄せられました。

 ※この事業は、外国にルーツがある人々への支援活動応援助成金により行っています。