福島市にある渡辺ダクト工業株式会社にてトライアル日本語教室を実施しました。渡辺ダクト工業は、5年前から毎年2名の技能実習生を受け入れています。
講師は、福島大学非常勤講師の佐々木千賀子先生で、新型コロナ感染拡大防止措置に十分配慮しながら、同社にて対面式の授業を行いました。
授業では、今年2月に来日したベトナム人実習生2名と日本人従業員2名がペアとなり、仕事や日常生活で必要な漢字の読み書き、労災防止の観点からの「とっさの時のひと言」などを中心に学習を進めました。
学習者からは、仕事の際に記入が必要な自宅住所を漢字で書くことができるようになった、日本人同僚から伝えられる安全確認のための日本語の意味が理解できるようになった、との感想が寄せられました。会社関係者からは、今後は「やさしい日本語」を使って、よりスムーズなコミュニケーションを図っていきたい、とのコメントがありました。