12月12日(日)、大玉村にて最終回となる第3回トライアル日本語教室を実施しました。
同村内企業に勤めるミャンマー出身青年7名、村関係者他8名、計15名が、日本語の学習に取り組みました。
永島恭子氏の指導の下、今回は「図書室の使い方」を中心に活動しました。村内にある「あだたらふるさとホール」にある図書室を活用し、図書貸出カードの申請の方法、実際に本を借りる方法等を学びました。申請後、個人の名前の入った貸出カードを受け取り、今後は自由に図書室を利用できるようになりました。
どんな種類の本があるのかを確かめる活動中、ミャンマーを紹介する本を見つけ、学習者には笑顔が溢れていました。また、大玉村での昔の生活を撮影した写真集を見つけ、熱心に見ている姿もとても印象的でした。
時間の後半には、隣接する郷土資料館も見学し、昔ながらの子供の郷土玩具(コマ、だるま落としなど)を実際にやってみるなど、日本文化に触れる良い機会ともなりました。
10月から月1回ペースで実施してきた本トライアル日本語は今回で終了となりました。永島氏のアイディアにより、教室型の授業に留まらず、スポーツや文化に触れる機会を十分に活用した教室活動を展開することができました。