12月4日、県内で活動する数多くの地域日本語教室代表が参加し、令和3年度地域日本語教室ネットワーク会議をオンラインにて実施しました。
このネットワーク会議は、毎年1回実施されており、県内各地で活動する地域日本語教室のボランティアが一堂に会する貴重な機会となっています。
本年度は、コロナ禍を考慮しオンラインにて実施し、現状の情報共有、事前アンケートにより設定したテーマについて、グループ協議、その後全体会、という流れで、テーマの深堀りしました。
テーマは「日本語サポーター(ボランティアスタッフ)の確保のために」「コロナ禍での日本語教室を充実させるために」「福島県内の日本語教育をより活発にするために」の3つで、大変活発な意見交換がなされました。
出席した22名の各教室代表からは「特に子どもの日本語教室ボランティアが不足しており、行政の支援もさらに充実させる必要性を強く感じる」「オンライン授業の実施を検討しているものの、考えられる課題の解決が簡単ではない」「お国自慢の料理教室の実施や、全県対象とた日本語スピーチ大会の実施も、学習意欲向上に大きなモチベーションとなるだろう」など、多様な視点からの前向きな意見が積極的に出され、とても活気ある会議となりました。