●日時:平成30年2月3日(土)13:00~16:00
●場所:福島県国際交流協会研修室
●参加者:43名、発表者5人
●講師:結城恵さん(群馬大学 大学教育・学生支援機構 大学教育センター 教授)

当協会が本年度文化庁からの委託事業として実施した「ふくしま地域連携型日本語学習総合推進事業」の成果報告会を開催しました。外国出身者コミュニティや日本語教室とともに開催した日本語講座に参加した日本語講師、日本語ボランティア、外国出身の学習者、実技を担当した救命救急士が、それぞれの立場から事業に参加して学んだことや気付いたことを発表しました。

「『生活者としての外国人』のための日本語教育のあり方」と題した、群馬大学の結城恵教授による基調講演では、私たち日本人の中に「外国出身者」=「教えてあげる人、助けてあげないといけない人」という意識があるのではないか? その視座を転換して、外国出身者も地域のパートナーとして迎えるときが来ているのではというお話がありました。結城先生の言葉にハッとさせられたと参加者の感想にありました。