12月13日(金)、ラコパふくしまで開催された「2024-2025年度 国際ロータリー第2530地区 インターアクトクラブ 国際理解研修会」において、やさしい日本語セミナーを実施しました。高校等のインターアクトクラブで活動していている生徒、学生、米山奨学生や外国にルーツのある方々に参加していただきました。100名を超える参加者は16グループに分かれ、外国人の方たちに日本語でわかりやすく伝えるコツなどについて学びました。
グループワーク①では、同じグループになった初対面の生徒同士が打ち解けられるように自己紹介を行い、その後、日本人生徒、学生に有名なキャラクターのイラストを渡してやさしい日本語で外国人の方に伝えて、外国人の方には理解したイメージでそのキャラクターの絵を描いてもらいました。言葉だけで分かりにくいときはジェスチャーを交えながら伝える等、グループごとに伝え方を工夫していました。伝えた通りに描けたグループもあれば、違ったグループもあり出来上がった作品を見てみなさん笑顔になったと思います。グループワーク②では、「健康診断」を外国人の方にわかりやすく伝えるポスター作りを体験しました。「これ、どう言い換えればいい?」と話し合い、外国人の方から「この方がわかりやすいよ」と助言を受けながら作成していました。
学校生活の中では外国人の方と接する機会はまだ少ないと思いますが、福島県で暮らす外国人の数は増えていくことが予想されます。今日学んだやさしい日本語のコツを思いだして、これからに活かしてほしいと思いました。