外国人児童生徒への日本語指導法を学ぶ「外国の子ども支援者研修会」を11月3日(日)当協会で開催しました。
講師に『日本語学級』の著者、波多野ファミリースクールの大蔵守久先生を迎え、学校で外国人児童生徒の支援に携わっている方や地域日本語教室で教えている方など40名が参加しました。
日本に来て間もない子どもへのゼロからの日本語指導、初期段階でも日本語で読解や作文ができるようになるための指導法について学びました。講師が実際に使ってきた道具やたくさんのネタが満載の研修で会場は大変盛りあがりました。受講者からは「具体的な指導法の説明が豊富で、すぐに役立てられる研修でした」「読解、作文指導の具体例が勉強になりました。受験対策としての教科指導もとても参考になりました」「飽きないように、楽しんで出来るようにしていくことが大事だと認識しました」などの感想が寄せられました。
今回の研修で学んだことが実際の支援の場で生かされ、県内の小中学校で学んでいる外国の子どもへの支援が行き届くことを願います。
※この事業は中央共同募金会「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」を受けています。寄付をしてくださった皆様へ心より感謝いたします。