育児・教育
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育児・教育(いくじ・きょういく)
1.妊娠したとき(にんしんしたとき)
妊娠がわかったら、産婦人科に行って妊娠証明書を書いてもらいます。
その証明書を持って役所に行くと「母子健康手帳」がもらえます。
定期的に産婦人科に行って、お母さんと赤ちゃんが健康かどうか調べてもらってください。
医療保険に加入していると、この妊婦健診や分娩の時の医療費が安くなります。
「母子健康手帳」は、赤ちゃんの出産状況や、その後の予防接種の記録するためなどに使います。
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多文化医療サービス研究会 -RASC(ラスク)「ママとあかちゃんのサポート」(12か国語)
2.赤ちゃんが生まれたとき(あかちゃんがうまれたとき)
(1)出生届と住民登録(しゅっせいとどけと じゅうみんとうろく)
赤ちゃんが生まれたら、14日以内に役所で行って「出生届」の手続きをします。同時に住民登録をしてください。
(2)国籍の選択(こくせきの せんたく)
赤ちゃんの両親のいずれかが日本国籍の場合は、外国籍の親の国籍によって、日本国籍または外国籍、もしくは両方の国籍(2重国籍)を持つことができます。
赤ちゃんの両親が外国籍の場合は、日本国籍を持つことができません。
赤ちゃんを外国籍とした場合、大使館(領事館)に行って出生届の手続きをします。
さらに出入国管理局に行って「在留カード」をもらいます。
3.育児(いくじ)
医療保険に加入していると、役所から児童手当がもらえたり、定期的に健康診断を受けたりすることができます。
子どもの医療費も安くなります。
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厚生労働省「子どもを事故から守る!!事故防止ハンドブック」(3か国語)
4.保育所と幼稚園(ほいくしょと ようちえん)
小学校に入る前の子どもは、保育所や幼稚園、認定こども園などに入ることができます。
しかし、無料ではありません。
子どもの世話をする人がいないなどの条件がある場合があります。
5.小学校と中学校(しょうがっこうとちゅうがっこう)(義務教育)(ぎむきょういく)
日本では、小学校の6年間と中学校の3年間は義務教育です。
日本国籍を持つ6歳から15歳の子どもの親は、子どもを学校に通わせなければなりません。
学校は、公立と私立があります。公立は、授業料と教科書代が無料です。
外国籍の子どもも日本の学校の通うことができます。入学したい時は、役所の教育委員会に聞いてください。
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文部科学省「外国人児童生徒のための就学ガイドブック」(7か国語)
6.高校(こうこう)、大学(だいがく)・短期大学(たんきだいがく)・専門学校(せんもんがっこう)
高校以上は、義務教育ではありません。
学校は、公立と私立があります。
公立でも授業料や教科書代は無料ではありません。
高校に入学するためには、選抜試験があります。
福島県では、県内7つの公立高校に、外国人を対象にした特別の入試制度があります。
詳しくは、福島県教育庁高校教育課(024-521-7772)に聞いてください。
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こおりやま日本語教室「福島県の『高校入学のためのガイドブック』」(5か国語)
その他、困ったこと、分からないことがあったら、ここに、聞いてください。
福島県国際交流協会「外国人住民のための相談窓口」(7か国語)
こちらも、参考にしてください。
法務省「外国人生活支援ポータルサイト」(15か国語)