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「外国人の目を通して見た福島!」 インタビューVol.7

2023.06.15

福島県在住の外国出身者に聞く「外国人の目を通して見た福島!」インタビュー!!
今回は第7回目となりました。


今回のインタビューを快く引き受けてくださった方はどなたでしょうか?
Let’s start! (^_^)/~


【お名前をおしえてください。】

Joanne Hyejo Jang(ジョアン ヘジョ ジャン)といいます。Hyejoがミドルネームなので普段はJoanne Jangと呼ばれています。


【出身国をおしえてください。】

出身国はカナダです。


【職業をおしえてください。】

福島県庁の国際課でCIR(国際交流員)として去年の8月から働いています。
県庁から発行する英語版書類のネイティブチェックや国際課で開催しているイベント、県国際交流協会のカラプロ(人材育成プログラムの名称)などに参加してカナダの事を伝えています。

そして知事のスピーチの翻訳最終チェック!
この仕事がとても大切です。


【県協会にもCIRの方がいらっしゃいますが、お仕事内容は違うのですか?】

そうですね。県協会のCIRの方は国際関連のイベントなどに頻繁に参加しているイメージがあります。

私の場合はデスクワークも多いです。


【趣味をお聞きしたいのですが…。ホラー映画が好きという話を聞いたのですが?】

そうなんです!!1年くらい前までの日本、欧米、韓国系の映画は全部知っています!!最近はあまり見ていませんが、ホラー映画は大好きです。

映画鑑賞のほかには、ゲームやカラオケが趣味です。


【生い立ちをおしえてください。】

小学生の頃に韓国からカナダに引っ越してきました。はじめはカナダに住むのは1年くらいと聞いていたのですが、実は移住だということを後から知りました。
その後、姉が大学に入るときにバンクーバーに引っ越しをして、私が大学に入るときにまた引っ越しをして…今までいろいろな場所に住んでいました。同じ場所に長い期間住む人生ではなかったです。
今は日本で仕事をしていますから(笑)


【日本に来たきっかけは何ですか?】

韓国に住んでいた頃から漫画やアニメなど日本の文化が好きでした。
カナダに住んでからは日本の言語や文化に対する興味がさらに深まり、日本に住むことが憧れ、夢になりました。

大学生の頃は交換留学で短い期間ですが日本に住んでいました。
カナダに戻りましたが、日本には興味があるものがまだたくさんあったのでJETプログラムを受けました。

JETプログラムの期間が終わった後は、大学院に進学し日本文化を専攻したいです。


【福島に来ることになったのは?】

CIRとして採用されて、福島に行くことになりました。
当時、韓国と日本の関係性が良いとは言えない時期であり、東日本大震災での福島の風評もあったため、両親や友達はすごく心配していました。
今年の1月に母親が福島に来たのですが、今では少し安心してくれたのかなと。来てくれて良かったと思っています。


【福島の好きなところはどこですか?】

山など自然に囲まれているところです。私は生まれた頃から海に近いところにしか住んでいなかったし、日本に留学していた時も都会に住んでいたのですごく新鮮です。
カナダも田舎っぽさがあるのですが、福島と似ている所があるのですごく落ち着きます。

それと東北地方なので雪がたくさん降る所が好きです!


【福島に住んでいて困ったことは何ですか?】

カナダの方が不便なので日本に来て困った経験はあまりないです(笑)

福島に限ったことではないと思いますが、食べ物の味付けを日本風にすることが多いと思います。日本で韓国料理を食べると、甘かったり味が微妙に違っていて韓国の料理とは少し違いを感じますね。

カナダは多文化主義で、その国の文化をそのまま受け入れる感じなので…その点では違いがあります!

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ジョアンさん、インタビューさせていただきありがとうございました。
時間を忘れるくらい(実際忘れていました☻) 楽しくお話を伺いました。
毎回、話が盛り上がりすぎてしまい書ききれない事がたくさんありますので…どこかでお伝えできる機会があればと思います。
それではまた次回をお楽しみに!